1週間とは長いのか短いのか。福田内閣が誕生し、組閣したのが月曜日。もうすでに、色あせたニュースのようである。町村さんあてに出した異議申し立てが届いた日に、外務大臣は高村正彦さんにと…。コウムラさん、外務省HPのお写真が異常に若いです。
ミャンマーの軍事政権による武力弾圧により(というよりも、むしろ殺人?)長井健司さんというカメラマンが殺されてしまいました。写真の人の顔は、とても私に親しい人のようにも思えました。あ、そうだ、なんとなく沖縄の歌手、佐渡山豊さんに似ているのだ、と、今気づきました。
とにかく、例えば、そんな報道のときにも、あ~~クミちゃん(仮)が、そんな風にカメラマンかなんかになって、外国で不慮の事故などにあった場合、政府だったら、「だからこそ、戸籍でたどれる氏名でなければならない、こんな時こそ」と、本当に思うのだろうか?だってだって、クミちゃんが何らかの事態にまきこまれてしまって、例えば、例えばの話ですよあくまでも、誰も知らない名前だったとしたら、誰がどんなふうに、心配したり、かけつけたりできるのだろう??って思ってしまったりするのですね。いや、どっちにしろ、そんな場合は、「特段の理由」にあたらないと、パスポートそのものが発給されないか、もしくは、そんな状況の下では、クミちゃんが、世界をまたにかけるカメラマンになるという選択(可能性)は閉ざされていると、あらかじめ考える方が現実的なのか、とも思い直したりします。
あまりにも、強固に厚い壁…
女に対する差別の根幹。そして、その根幹を前提に「国家」をつくりあげた、この国を思う。
国連の女性に関するエンパワメント指数が、先進国に比してどえりゃ~極端に低い!とは、耳にたこができるくらい、見聞きすることです。なんでや、なんでや!なんでなんやーーー!?と、本当に真摯に問いかけて、その答えを見つけ、その原因に対して本気でぶつかっていかなければ、とは、いつもいつも、思うんです。