滋賀県庁で、本日記者会見をしてきました。6月12日、外務省、法務省に行くというので、(特に、外務大臣に直接署名を渡して、署名内容を要望するというので)東京の記者には事前にお伝えし記者会見も行いましたが、これまで、ずっと注目してくれていた地元のマスコミの方々に、情報を伝える機会がなかったので、「今日をもって、本当に断念しました。」という会見を、これまた、高校生本人のたっての希望で行ったのです。なのに、クミちゃん。会見にのぞむ直前「心臓バックバク、どうしよう~」と、緊張気味でした。でも、がんばった。
なぜ、そんなことができるんだろう?回りの大人が、彼女の思いに後押しされています。それも、自分自身のためだけではなく、これまで悔しい思いをしてきた同じ境遇の人、これからもしかすると、同じ思いをするかもしれない人、そんな人たちを思いながら、行動し、発言しているということに(本人こそが、本当に苦しいだろうに)、いつも気持ちが極まってしまいます。
なんとか、なんとかならないのか?本当に?本当に?と、思うのに、どうにもならない外務省・法務省のスタンスは、しかし、つっぱれば、つっぱるほどに危うくなるのにな~、と思っています。女性差別撤廃条約、子どもの権利条約の批准。男女共同参画基本法やら、DV防止法と、あきらかに論理的矛盾をきたしているのですから。あ~そもそも、憲法ともね、とは、言い忘れてはいけないことです。
親には子どもに対して責任がある、ということと、親と子は別の人格であり、親がどうあれ子どもの人権は尊重されなければならないということとは同義ではない。さらに言えば、法律上正しくない父である真人さん(仮)は、充分に責任を果たしていると思われる、と、子ども自身が明言しています。(今日は父もがんばった)