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ワイマール憲法下で誕生したナチスドイツ ファシズムへのなだれ込みは、個別法の成立で可能であったと、誰かが言っていた。 特定秘密保護法案。 「ナチス政権下のドイツでは、憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わってナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」 このような、慄然とする発言を、公の席で大臣がする。そして、罷免にもならない国。 この、うさんくさい法律の名前を耳にしたときに、私が最初に想起したのは、麻生が発したこの言葉の背景にある意識。「考えのない国民にぐちゃぐちゃ言わせるな。国の指針など知らせる必要がない」という態度である。 国連の委員会で「シャラップ」と連呼して、顰蹙を買った上田という「人権人道大使」もいた。 人を黙らせること。そうする権利が自分にあると信じている者。 その行為は、他者をないがしろにし、その人権を蹂躙していることであるとも認識せず。あるいは、たとえそうであっても、それは大したことではないとタカをくくっている者たち。 だが、そのような態度が、一般的に世界では、どのように見られる行為であるかということ。 非難され、貶められ、敗北するのはどちらの側であったのか。 歴史を知るものには、明確だ。 しかし、「終戦」といい続け、「敗戦」の意識さえ持たなかったこの国にとって、その答えさえ明確ではないというのだろうか。 「婚外子違憲判決」に関わって、戸籍の話もよく人にするようになった。 「家族として一くくりにして登録するこの制度は、いまや、世界で日本の戸籍だけですよ。この家族登録は、ナチスも絶賛してまねしたんです。もちろん!戦後ドイツは廃止しましたけどね。ということは、日本は、本当の意味でファシズムを脱したことのない国だったのかもしれませんね」というようなこと。 つまり、あらたに、理性的に、「秘密に関するルール」など、作りうる環境にこの国はないのだということ。愚かさは増長し平気で人をも殺すのであるから、権力に対する、人権上の縛りが、まず一定存在していなければならないと思う。何よりも、「国民登録」が「個人登録」とすることから始めないとね、という話。こちらのプライバシーは支配者に筒抜けで、あちらの秘密だけを隠すなんて、そんな不公平な話が成立するのも、逆説的に言えば、今世界では、この日本だけなのだから。
by fuyukikai
| 2013-12-01 10:00
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