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退院を今週の土曜日と定めてから毎日、「今日は最後の日曜日。ここで『光る君へ』を見るのも最後だわ」とか、昨日は「火曜日、最後のシーツ交換。最後の部長回診だー」などなど日々を噛み締めています。 ところが今朝、Sドクが「至急データ連絡票」というのを持って来て言うのには、3月4日の採血の結果として「またサイトメガロウイルスが出ました。5万個のうち17個。今日から金曜日まで点滴して、ピックはその後抜きましょう」とのこと。肺や腸にウイルスが悪さをする前にやっつける必要かあります。せっかく点滴の器械さんをさよならーと見送ったものの、またお目にかかりました。カテーテルは木曜日に抜くはずだったのですが、1日延びて金曜に。様子を見て土曜に出血などなければ、晴れて体の中の管などもすっかり取れた状態で帰れるはずです。 あと、それとは別に、ステロイドの服用が長引くと骨粗鬆症になるリスクがあるということで、今朝はその予防の薬も飲むことになりました。何かに対処するということに対する対処が続いて行くのですね。 ところで昨年10月7日から明日で5ヶ月。イスラエルによるパレスチナガザ地区への容赦ない攻撃は、途切れることなく世界中に報道され、人々を震撼させ、殺戮と破壊と飢餓と不条理の一刻も早い停止を望む声も止むことはありません。 そうした中、日本においてもエドワード・サイードが注目され、その書籍も売り切れや入荷待ちなどとなっているようです。サイードについては、若い頃にいくつか文章を読んでいたものの、晩年の言葉に触れる機会はあまりありませんでした。今月号の雑誌「世界」中井亜佐子『人文学のアナクロニズムーなぜいま、エドワード・サイードを読むのか』を読んで、彼もまた1991年に白血病の診断を受け、長い闘病生活を経て2003年に67歳で逝去したことに、改めてハッとしました。90年代のサイードが「晩年性(レイトレス)」というテーマにこだわりを見せ、時代錯誤(アナクロニズム)すなわち「いま」に対する不調和な感覚が、彼自身が「パレスチナ人である」という問題と繋がっていること。その不可避の現実を普遍的な問題へ変容させること。生きている時代に希望も決着もないとしても、来たる時代に備え、テンションを保ち、不協和音を鳴らし続ける。そのような彼の表明を紹介してくれています。 生きている者たちは、誰もが限られた生を生きているとしても、自らの生が一旦区切られ死に寄り添うとき、残された時間について意識しつつ思考する、あるいは世界を感じる、あるいは自らを見つめる緊張感、そこには辿り着ける風景の違いがあるのかもしれません。
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by fuyukikai
| 2024-03-06 13:20
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by fuyukikai
| 2024-03-02 10:55
今日から朝の点滴についても、免疫抑制剤プログラフを同じステロイド系のプレドニンという錠剤6錠の経口投与に切り替わりました。ウイルス5個も消えていたことから、抗ウイルス薬もなし。本日は酸化マグネシウムを1時間だけ入れました。それもドクターが急に錠剤に切り替えて下痢をするのが心配ということで続けていたのですが、わたしが「昨日の朝と晩、2錠ずつ飲みました」と言うと、「あ、それならもう薬にしましょう」となって、朝の管もなくなりそうです。 そしてそして、そしてぇ~ それに伴い、投薬の練習と経過をみて、下痢、熱、ウイルスなどの問題がなければ、来週9日に退院!!を予定する、と言われました!!! パチパチパチーーーよかったですー。皆さんの応援、念、のおかげさまです。感謝、感謝としか言いようがありません。 まあ、自宅に戻っても少なくとも3月末まではウロウロしないで、とドクには言われてるし、1年は旅行とか人混みとか避けてね、とも言われています。免疫の疾患が完治したわけではなく、寛解とも言われてないので、しばらくは自宅での投薬療養になり、外来での検査や経過観察が続きそうです。 おうちをいつもクリーンに保つのも「かぞくたち」が大変そうだけど、私も出来ることを増やしていきたいと思ってます!
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by fuyukikai
| 2024-03-01 16:42
移植前日から毎日24時間(シャワーの20分以外)つながりっぱなしだった点滴、自己免疫疾患用剤プログラフが、本日午後2時、ついについに、ついに外れましたぁ!! 1日2回の投薬に切り替わったのです。これでトイレに行くにも、洗面所に行くにも、ズルズルとコードを引きずりながら歩かなくて良いのです。夜中に点滴の管の何が詰まったのかわからないけれど器械に「下流閉塞」というメッセージが表され、と同時に「ピロリッ!ピロリッ!!」とけたたましい警告音が鳴り響くこともありません。多い時には4回くらい鳴って、その度にナースコールを押し目を覚ましていたものですが、そんなこともなくなりました。ただ普通に何にもつながれずに動ける歩ける眠れるって、なんて素敵なことなんでしょう。 「当たり前」に「感謝」とは、最近よく聞く言葉ですが、本当にその通りの実感なんですね。 残る点滴は朝7時からのステロイド、マグネシウム、抗ウイルス剤の3種類で、時間的には合計2時間で終了。残り22時間は自由の身ってやつなんですよ。 さあこれからは採血の結果を見つつ、薬の量の調整などしながら問題がなければ退院が視野に入ろうかという時期となりました。点滴ズルズルがなくなったので、クリーンルームだけでなく血液内科の病棟からも出て、階段上り下りのリハビリもしようと理学療法士さんに言われています。 しかも、昨日の男子バスケ中国戦は、88年ぶりの公式試合勝利(76-73 かなり際どかったけど)ってことでよかったー。終了間際、ホーキンソンと比江島くんのトリッキーな攻撃が見れて笑ったー #
by fuyukikai
| 2024-02-26 21:46
昨日の人権交流集会は無事に終わり、ホッとしています。前日準備でのやり取り含め、2日間はかなり仕事モードでした。 午前中の全体会。京都駅の南、崇仁地域と呼ばれる被差別部落と在日朝鮮人が集住する東九条地域は隣接し、その東九条で80年生き抜いて来た朴実(パク・シル)さんのお話しは、深く実感を伴い感銘を与えてくれる内容でした。ご自身の人生における苦悩と同時に、差別によって奪われる命という課題が、身近な二人の女性をめぐり全く別のベクトルから語られました。哀悼可能性、自己防衛、他者論という私の最近のテーマとも重なりつつ非常に考えさせられました。 その後のハンマダンによる朴さん作曲の合唱、そして和太鼓とサムルノリの合奏「ワダサム」。共に被支配構造における差別や偏見に晒されつつ、時に反目し、時に生活レベルで助け合いながら暮らしてきた在日と部落の文化が、ステージで音を響かせ合い、打楽器によって対話し、参加者を巻き込んで心を揺さぶる様は、スマホを通じたYouTubeからでも十分に伝わってきて感動的でした。会場にいた人達はもっとずっと熱くなったと思います。隣接する土地を巡って殺し合いが続くこの世界で、こんなにも素晴らしいコラボレーションを奏でる機会を提供できたことが感慨深く、本当によかったと思いました。 午後からは、仏教界における部落差別の根拠とされてきた「センダラ」問題を討議する2分科会を主に視聴しました。こちらもまた、仏教に限らず宗教における排除と包摂という、今日的かつ世界的課題からして興味深いものでした。簡単には語れない領分ですから、少しずつ考えていきたいと想います。 ところで、今日はこれからFIBA男子バスケ🏀、中国と戦うみたいです。あと15分です。スタンバイしまーす!
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by fuyukikai
| 2024-02-25 13:00
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