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「絶対やってはいけないのは、イエの中で転ぶことですよねー」などと、リハビリの先生とも喋っていたのに、ころぶ、まではいかないものの、よろけて倒れそうになり左足をひねって捻挫してしまいました。19日と20日をまたぐくらいの時間帯です。すぐに湿布をして安静にはしました。しばらくはズキズキしたものの、ロキソニンを飲んで落ち着きました。自分の不甲斐なさから生じた痛みなので、悔しいやら悲しいやらと精神的なダメージが続いています、、、 20日はお彼岸の休日で、21日は外来診療が入っていました。困ったー、ということで自営業のムスコくんに介助を頼むことに。車椅子で採血、面談室、支払いと病院のあっちこっちを移動しました。ただそんな状況にも関わらず、血液検査の結果はすこぶる良いもので、白血球の数値は9100、GVHDの発現を防ぐためのタクモリムスの値も3.7から5.5へ正常値となったことから、薬の量もこのままでいきましょうということになりました。副作用なのか肝臓の数値は高いままではありますが。 何よりもうれしかったのは、インターロイキン2レセプターというリンパ球を増殖させる数値が、去年の3月以来ずっと高値だったところ、はじめて正常範囲(122〜496)の381という値になった!との結果をもらったことです。昨年11月までずっと1000以上あって、8月には10000を超えていたのですから。 ついでにサイトメガロウイルスも消えていて、バリキサの投薬も止まりました。 さて捻挫については、ウチの中の移動には、もう当分使わなくて済むだろうと思っていた杖を使ってソロソロと歩いています。 長く座っていて急に立ち上がるとどうもフラッとするようです。何事もゆっくり、慎重に行動しなければなりませんね。←苦手 #
by fuyukikai
| 2024-03-23 22:56
原武史さんインタビュー、まずは「オッ!」と目を引いたのが、リード部分の「自粛もタブーもなしで論じてもらおう」という部分としてありました。 前半部分では、宮中のしきたりとして女性の出血をケガレとして避けるという驚くべきものも含まれ、生理中は宮中三殿での拝礼もできないとされる現状を、皇后が外交官のキャリアを生かして男女平等を実現して「オホリの内側」側での男女平等を実現することで、変えたり廃止したりすればいいと言っていました。 後半は、皇位継承問題に関し「どう存続させるか、ではなく、そこまでして象徴天皇制を維持する必要があるのか議論する段階」と言い切ったところがタブーなしと踏み込んだ部分です。同時に、側室制度はだめ、女系天皇もだめ、となっては天皇制は風前の灯火。次世代に『綱』が切れる可能性は十分にあると。右派が男系維持の『万世一系』に固執することで、逆説的に存廃の話をしているのに、むしろ左派リベラルが存続前提の議論をしているという皮肉な、捻れた現象についても語っています。実際、選択的夫婦別姓制度や、LGBTの法律婚が実現しない現実について、一昨日の参院質疑では野党議員はそれなりに論戦を仕掛けているように見えました(でもこの話、たとえ実現しても婚姻時に夫婦の子の氏を定める形になるという90年代の自民党案を踏襲するものなのです。そこは父系の維持を担保する妥協案です。民主党政権時代の構想もそのようなものだったらしいけど、父系の堅持という意味では何も変わらない。子どもを作らない夫婦だって山ほどいるこの時代に!)。 最後にメディアへの苦言を忘れない原さん。 皇室に対する特別な敬称や敬語について、1947年に報道各社が最上の言葉を使うとの取り決めを80年以上続けているとは何たることかと言います。天皇のあり方を決めるのは国民なのだから、冷静な議論が育つように本来の責任を果たすべしとおっしゃった。 「敬語」についてはこのところ、久しぶりに思い出していました。例えば「〇〇宮が交通事故をされました」なんて報道すると、交通事故の加害者なのか、被害者なのかもわからんやん、という指摘を読んだことがあり、ずっとそーだそーだと思っていたもので。そうしたら今日のニュースで「22日に天皇皇后両陛下が能登半島を訪問される」との報道があり、目的語がはっきりしているから分脈としては理解するものの、「訪問するのかされるのか。はっきりせい!」と、ツッコミたくはなりました。
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by fuyukikai
| 2024-03-19 23:11
3月8日のこと、婚姻により夫婦別姓を選択できない現行制度の規定は「個人の尊重」や「両性の平等」を保障した憲法に反するとして、30代から60歳代の男女計12人が、東京、札幌の両地裁に提訴したことがニュースになりました。 また、今日は、同性婚を認めていない民法の規定が憲法に反するとして提訴していた、北海道内の同性カップル3組が国を訴えた訴訟の控訴審判決が札幌高裁であり、高裁が違憲と判断した事が大きく報じられました。 「時々気にかかる戸籍」とすれば、かなり重大なニュースと言えます。 しかし、この手の話は、常にかなり微妙な反応を私に引き起こします。 基本的に裁判とは、訴える側の不利益を訴状に書き込み、そこからの回復を求めるという形式を取ります。ゆえに、こうした裁判では「婚姻が認められない」という事の不幸や悲しみが解消されることと同時に、婚姻制度が社会的に「夫婦関係」を保障し守るものであるのに、その権利を行使できない事が不当であると主張することになるでしょう。 一方で、生き方として婚姻による「同氏」の強制を拒否し「事実婚」を選択した私などの考え方は、「法律婚で保障されると言われる範囲を、事実婚でいかに広げて行くか」「事実婚での不利益を生活において解消する、そのことが闘いだ」ということでした(実際、婚姻という概念事態この国では税制と福祉ではダブルスタンダードであり、社会保障や年金第3号被保険者等では、事実婚で十分に対応できるのだ)(あるいは、民間の生命保険や病院の同意書等については事実婚、同性婚共に大丈夫だ)。 つまり、婚姻の自由や多様性を認めよ、という主張についてその目的は同じだとしてもそこに至るためのベクトルは正反対を向いてしまう場合があるということなのです。 バトラーの「可傷性」という概念を使うとすれば、人は傷つき被害を被りあるいは殺害されることさえあるというその事実をついて、ケアし解消するために「父権的」な力が介在してしまう場合があるという指摘にも通じます。 結論的にいうならば、裁判所と原告は結託して現行の「法律婚」を擁護し盤石なものとすることに一役買ってしまっている側面さえあるのではないか、ということ。 そもそも、「夫婦別姓」といい「同性婚」と報道される婚姻ですが、その本質は「同氏」すなわち父系の確定を目的としてそれによって「氏=家」の系譜と身分を「国が国民に付与する」ための制度であり、それこそが「天皇制」を保障するためのものなのです。少なくとも明治維新以来、その国家の核心的イデオロギーとして堅持してきたものだからこそ、自民党内保守派は激しく抵抗するのです。 さて、その辺りの話のとっかかりを、3月13日朝日新聞に原武史のインタビュー「象徴天皇制を問い直す」が載っているのでまた書きますね。 #
by fuyukikai
| 2024-03-15 23:51
土曜日に退院してこのかた、のんびり過ごしています。ご飯も美味しく食べています。 帰った日の昼は、パスタ(病院食で無理なやつ)。夜は餃子(病院食でこれも無理なやつ)。次の日の昼は昨日の餃子をどんぶりふうに。夜はビーフシチューを作ってもらいました!満足です。 平日となり、月火水は、昼の分はトリ君が、夜は私が作りました。月曜はポテトサラダ、切り干し大根、トンカツを作成。張り切りすぎたようで、少しばかり指の関節に痛みと震えが生じたりして。頑張りすぎはよくないです。あとの2日は出来合いの野菜炒めセットや、あさりご飯、煮物など組み合わせ、簡単に済ませたのだった(それでも病院食では無理なやつ)。 今日は、退院してからの初外来でした。最大の懸案事項、採血!ですが、ただもう無心で腕を差し出したところ、上手に取ってくれました。感動です。やはり血管も回復したり進化したりするのでしょう。入院中ある看護師さんが、採血の後5分間ギュッと押さえるのも大事ですよと言っていたので、これまでいい加減にしか押さえていなかったのを、ぎゅーーーーーっとして、生真面目に5分間、ジーーーーっとしていました。素直になった私です。これで血管が固くならなければ御の字というものです。 で、その採血の結果は、Sドク的には白血球が下がっていないことが何よりも大事なようで、相変わらず1万を超えているのでよかった安心、と言っていました。ただ、免疫系のタクロリムスの数値が前回8.5だったのが3.7と低すぎるので、プログラフの量を朝晩カプセル2個ずつに増やすことにしました。あと、LDHという肝臓の値は相変わらず高いものの、これは様子を見るしかないようです。ウイルスが退治できたかどうかは、今日の検査ではまだ結果は出ません。バリキサという強そうな名前の薬をもう1週間飲みます。 まあ、とにかく一人で車に乗って、行って帰ってこれてホッとしました。 週に1回の外来がしばらく続きます、、、
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by fuyukikai
| 2024-03-13 22:19
60日間の入院、最後の1日。 最後の朝食を食べ、さいごのシャワーを浴びて、ウイルス退治のための最後の点滴1時間が終了、その後すぐ、待ち構えたようにSドクがやってきてカテーテルを抜いてくれました。シュルシュルっと3秒くらいで抜けて、長い付き合いながらあっという間にさようなら。腕にカバーしながらのお風呂生活からの脱却です。異物のない体になりました。一応今はガーゼでカバーされています。 それと昨日、腫瘍がなくなっているかの確認のため、最後の髄中検査も行いました。その結果はー「腫瘍なーーし」と言われ「よーーっし」。とにかくホッとしました。実際首もシュッとして瞼は奥二重、素晴らしい。 今日一日は、日勤夜勤の看護師さん達の他、毎日のお掃除の方、薬剤師、コーディネーターなど、いろんな人とのお別れで、分刻みの卒業式のようでもありました。「おめでとうございます」「早かったですね」「寂しくなります」などと言われてジーンと噛み締めていました。 リハビリ担当の理学療法士さんは今日お休みで、昨日が最後でした。回復についてのテストなんかも行って、30メートルの往復を6分間歩行して歩数を測ったら455歩。「すごいですー。国際基準を上回ってます」と言われ、握力についても、移植前の数値を上回ってるというので、これまた「すごい、こんな人見たことないです」となったりして。いやいや多分、移植前が相当弱まっていただけだと思うのですが。とにかく稀に見る回復力だと褒められてしまいました。おだてられてるだけか? 2024年の国際女性デー、記念日にします。 明日は外の空気を吸いましょう。
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by fuyukikai
| 2024-03-08 20:47
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