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9月12日、東京拘置所で熊谷徳久さん(73歳)の死刑執行があった。 谷垣禎一法相のもとで6人目の執行。 その9日前、京都の妙心寺花園会館で「死刑執行停止を求める諸宗教による祈りの集い」が開催され、私は無神論ながら、宗教者ネットの参加者としてメッセージを読み上げたのだった。 **************************** 本日この場は、「死刑執行停止を求める諸宗教による祈りの集い」です。 さて、その心うちに、宗教を持たない人間が「祈る」ということは、どういったことなのかと考えてみます。 それは、願い、という言葉にも似ています。 漠然とした希望よりも、もっととても強い願いです。 ある目標に到達したいという思いでもあります。 しかしそれは、我が身の欲望を満たそうとする願いとは違います。 また、着実に努力を積み上げれば、必ず実現できるであろうという望みとも違います。 「祈る」ということは、むしろ、何をどう努力しても、叶うかどうかわからない。 自分の力の限界を知ったときに行われる行為だと思われます。 そのように、自分の力の限界を超えた先に、もっと大きな存在を想定するということ。そのこと自体が、実は、宗教とも言えるのかもしれませんが、私はそのことを否定もしなければ、だからといって、その大きなものに名前を与えることもできません。 ただし、本日は、祈りの「集い」です。 個々人が、己に深く向き合って、強く念じるというよりも、 たくさんの、それぞれに違う色合いの、祈りが、混ざり合い、共鳴し合うのです。 それは、個々の祈りを力づけ、心を強くしてくれると思います。 例えば、生きている人間が100人いて、 その中から、1人、2人、3人と、殺すべき人を選び出す。 そうして、実際、首に輪をかけ殺してしまう。 そのような仕事をしている、させられている人間がいる。 それは、何か誤って、人をあやめてしまう、という行為とは根本的に異なる。 もっと、ずっとまがまがしい、恐るべき行為だと私は思います。 そうして、その行為は、私自身とも全く無関係とはいえない。 この国の代表者が、決済の印をおしたがゆえの行為なのです。 決して耐えることができない事実を、耐える力を、与えてくれるように この国から、死刑制度がなくなるように、祈りたいと思います。 ********************************** 殺しを選別し、抽出することが恐ろしすぎて、133人という死刑囚の人数を、100という抽象的な数にしてみたのだった。 「一般論として慎重に検討した結果」 一審は無期懲役、死亡被害者1名、73歳の高齢である「死刑囚」を「選んだ」のか。
by fuyukikai
| 2013-10-01 15:50
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